katakuruの日記

しゃべり下手のおじさんが、太らない習慣を手に入れた方法を干からびるまで絞り出します。たまに育児を筆頭にした雑感も愛を持って書きます。

”無意識”と会話しダイエットに活かす

切れてるチーズが売れるのはこういう理由でしょうか。

 


例えはネット上の記事などで

8つの間違った習慣!

天才は必ずやる5つのこと!

のようにうたわれると、提供される情報がはっきりとパッケージングしてあるように思える。その情報に頼れば自分で選択をする必要がなかったり判断を誤らなくてすみそうな印象を受ける。消費者の思考放棄とまで大げさに言いたくはないですが、自分でやるべき決断を省略したい、こんな心理的ニーズに応えている商品かも知れません。

 

習慣付ければダイエットは簡単、という思いで記事を書いてきました。が、習慣づけるということの実現の難しいこと難しいこと!いろんな本を漁って何か方法はないか、痩せる習慣つけたくて悩んでいる人に何か伝えることはないかと日々勉強しております。

 

そんなことはどうでもいいんですが、

心理学の本を読んでいたら直接的なダイエット法ではないんですが、ヒントになりそうなことを考えつきました。

 

”無意識”と会話しダイエットに活かす

”無意識”と会話しダイエットに活かす

 

私が習慣づいてることは苦じゃないし気を使っているわけでないという記事も書いたことがあります。それと関連づけられる話なのですが、無意識になるべし。という話です。

ダイエットやり方を選ぶのに正しいか誤っているかを基準にしない 


ダイエットには正しいやり方誤ったやり方という分け方をしたくなってしまいます。

  • この食材は食べるべき、食べないべき
  • 運動するのはこの時間帯は◯、この時間帯じゃないと×

などです。

 

極一般的な考え方だと思いますが、「正しい」「間違っている」という基準で行動を選択しようとしていると言えます。つまり「正しい」に価値を見出しています。

ここで、正誤を理論的に処理しようとすることは意識していることであり、

正誤を明確にしない状態が無意識の状態です。

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ダイエットに取り組むことを例に考える

 
こんな時間帯に食べるのは「正しくない!」つまり「太る!」と考えて、「食べてはいけない!」と自分に言い聞かせる。

これは正しい誤っているかで行動を選んでいます。つまり意識で自分の行動を抑制しているわけです。

正誤の判断基準で考えて行動を選択すると、「辛いけどやらなければならない!」となります。

これは、「やらなければならないけど、辛いからやらない!」という結果を呼ぶという裏がある。

これがダイエットが上手くいかなくなる瞬間です。失敗したあなたは行動の選択を誤ったから上手くいかなかった(太った)、と処理し、これでは行けない、と他の方法を試すようになる。

 

判断基準は幸せか、幸せじゃないかで。 


そこで正しいか誤っているか、ではなく「幸せか」「幸せじゃないか」ぐらいの判断基準でやってみてはいかがでしょうか。以下のように。

 
こんな時間に食べるのは幸せか?幸せじゃないか?

 
???

 
なんだかはっきり分かりませんよね。

すぐに答えが出ない…。というか分からない。

なんとなく今食べたいから食べたら幸せかな?でもなんとなく罪悪感が出るから幸せではないかな?

さて、どうしても理論的に考えようとしている自分に気づくと思います。自分自身とディベートをして敵の自分を論破しようとしてしまうみたいな。

 
たぶん答えが出ないのはこういうこと。

やらなければいけないことの先には幸せがあり、それをせずに本当にやりたいことにも幸せがあるからであり、どちらが幸せかという判断基準だと軍配が上がらないのです。

 

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そんな言い合いをしている自分たちに、

「君はどうなるのが幸せなの?」

と聞いてみてください。素直に考えてみてください。そして思った通りに行動してみてください。

もしかしたら今日は食べちゃうかもしれませんね。

でも明日も明後日も明々後日も同じ判断基準でやってみても同じ結果だとになるでしょうか?

 

ダイエットするならやるべきでないこと!

ダイエットするならやるべきでないこと!


行動は物事の捉え方を変えるだけで変わります。

行かなければならない方向に行くかは分かりませんよ。

でも今の自分とは変わる。

 


やらなきゃいけない、と自分を律した末に上手くいかなかった人、つまり

ダイエットをしようとして自分の行動が伴わずに失敗した人は

正誤の基準で行動選択しようとして失敗しているということだと思います。そもそもそれしか選択基準はなかったはずですから。

それなら、自分を正誤の基準から解放するんです。幸せなことをする、とか楽しいことをする、に変えてみる。

 


正誤の意識的な判断を自分に促すのは、現代人のクセかも知れません。

そういう人間の癖をモロに逆手に取った情報バラエティ番組が人気ですよね。ソレダメーとかいうあれです。

 

 

リアルにダイエットに投影してみる


ダイエットは習慣づけが最大の要点だか、現実的には短期間で成果が見えないダイエット法はそもそも見向きもされない。

そのため効率を考えるとやはり「正しい方法」「間違っている方法」という価値基準を無視は出来ない。そのためこうしてはどうでしょうか。

  

  • 正誤は、知識としては入れておく。
  • 行動判断基準は、無意識(幸せかどうか)に任せる。

 
無意識に任せず、思考しようとするから単純化する必要が出てくる。

思考を簡略化しようとし、「正しい」と「誤っている」に分別しようとする現代人。

 
この癖を狙って、チーズは切れているのです。

 

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