ダイエットのために空腹の時間を大切にしよう
おやつのだらだら喰いは何故行けないのでしょうか。
空腹の時間を大事にしていないことになるからです。
間食は基本的にはオススメしません。これは昼から夜までの間が7時間ぐらいあるでしょうが、この空腹時間を利用し体には代謝に専念してもらいたいからです。
空腹時の代謝の上がり方
代謝モードに入るスイッチは血糖値が下がる
ことにあります。
血液の中の脂肪酸の濃度が空腹時にマックスになります。そこで筋肉や肝臓は脂肪酸をエネルギーに変えます。
空腹時間が長いと脂肪細胞のホルモン感受性リパーゼが活性化して脂肪酸をエネルギーに変えます。
このように空腹が代謝チャンスなのです。
では食後のデザートはどうなのだろうか。
間食よりは100倍マシでしょう。100倍マシって言ったって100倍食べて良いわけじゃありませんよ。
血糖値上昇は空腹時に打ち込むよりは抑えられると思います。
どのように間食をなくすか
おやつをやめよう!と言ったってすぐにやめられるわけではありません。いや、無理してキッパリやめられる人もいるかも知れません。しかしこれは一番危険なパターンです。
急にやめても、そのおやつを食べない生活は一生は続けられないのです。なぜなら習慣化されてないから。
習慣化を目指して進めていかなければなりません。
無理をすると、いつか破綻してしまい、心はあきらめ側に偏ります。これが自分の失敗体験として残ってしまいます。自分には間食をやめるということが叶わなかったと、無駄に自信を無くす結果を残してしまいます。
おやつをやめるのは無理と思うならなおさら、少しずつ減らしていくということが大事です。
減らすための第一歩をここから紹介します。これならきっと出来ます。
間食を無くすための行動
空腹感を良い想像や悪い想像で乗り越える
間食をしてしまっている人はそういう習慣になっています。その習慣を違う習慣に変える必要があります。
今の習慣 | 間食する |
これからの習慣 | 空腹にしておく |
この右上の欄には「間食する」という習慣が記入されています。意識してほしいのは、「空欄」ではなかったということです。
間食しない習慣に変える際には、我慢するという時期がやはり必要です。つまり空腹感に耐える必要があるわけです。
耐えるときには、想像力が助けてくれます。
お腹が空いて口寂しくなったら
空腹=大事な時間
と考えます。
この時に血糖値をはね上がらせたらインスリンが頑張りすぎちゃって脂肪細胞に糖質を持っていっちゃう!と考えます。
ちゃんと毎回考えるのです。
ちゃんと代謝するために空腹時間を維持しないと!
何日か続けると、次のような感覚になってきます。
空腹=なんとなく嬉しい
空腹=良い調子だ
こうなると心から空腹を大事なものと感じることが出来ます。空腹は絶対に訪れるわけで、それに気持ち良さを見出せればめちゃくちゃ強いです。まだまだ習慣づくまでは時間がかかるかもしれませんから油断はなりませんが、順調です。
飲み物でごまかす
カロリーのない紅茶やコーヒーなどで空腹をごまかします。体が冷えないよう気をつけながら、飲み物で気を紛らわせる方法は結構効果があります。炭酸水も強くおススメします。
ポイントは空腹感が強くなる前に飲む。これです。
どうしてもやめられなければまずは時間を決めて間食
何度も言うように無理して急ピッチでことを進めようとしても習慣化は出来ません。間食するなら時間を決めて。15時なら15時に食べ始めることを自分に課します。
今まで例えば昼前に我慢できなくて食べちゃっていた人も、ちょっと待てば食べていい時間が確実に来る、ということを糧に我慢出来るはずです。
この時間だけは守るようにして、量は最初のうちはあまり考えなくても良し。
これで15時までの空腹時間は確保しました。
これを続けます。いつまで、と決めるのはお勧めしません。15時までの空腹時間があまり辛くなくなったら次のステップへ進みましょう。ここを焦っちゃダメです。
「間食時は急に血糖値が上がって、糖質を脂肪細胞が受け取っちゃうかもなー。でも15時までの空腹時間は確保できたな。」と想像してください。
■次のステップへ
少し遅くする。15:30にする。
時間をきっちり守るということを言いましたが、色んな都合があるので実は時間を守るのってちょっと難しいはずです。
どうせ前後するはずなのです。
これを逆手に取り、少し遅くします。
「お昼からの空腹時間をさらに確保したぞ。でも空腹時に血糖値ぶち込んでることは一緒か…。しかも夕食までの空腹時間があまりないな。」と想像してください。
これ以上は遅くすると夕食の時間がずれこむという最悪の事態を招くので、このへんにしときましょう。
ここからは量を減らす工夫をします。
工夫といっても、大袋をやめて小袋に分かれてるものにしたり、量を買い揃えないようにしたり、おやつ自体を目に入らない場所におくとか、ゆっくり食べるとかそんなのです。量がもの足りなくても夕食までもう少し、という逃げ道を作っておきます。少しずつ減らしていくと、ある日間食の必要性を感じなくなります。
気持ち良い空腹のまま夕食の時間に突入できます。
こんな感じの間食のない習慣を身につければ、あとは普通に生きているだけで痩せていきます。1年かけて2kg減、2年かけて4kg減、そんな遅いペースでしょう。でも下手に頑張り過ぎて2年で3kg増なんてケースもよく聞きます。それより効率的でしょう。
まとめ
- 間食をやめて空腹という代謝・燃焼の時間を大切にしましょう。
- ゆっくりのペースで間食を方向に持っていく。
- その時に大事なのは良いことも悪いことも想像すること。