運動する時間帯は夜が最適、しかし食事時間の規則正しさが必要条件
あなたの筋肉が糖をいかに燃焼させてくれるか、が太りにくい体の条件になるわけだが、時間帯によってその効率が変わるのであればぜひとも要領よくやりたいものですね。なんせ運動が好きでない人は多いのです。
運動する時間帯は夜が最適だが食事時間の規則正しさが必要条件
過去の記事で時計遺伝子の欠損が肥満になりやすさにつながることを説明しています。
筋肉への糖の取り込み量は朝にくらべ25%ほど昼や夜の方が多い。つまり昼と夜の時間帯に筋トレを行うのが糖を代謝し肥満防止に有利ということになります。
色々なライフスタイルがあるのでどの時間帯が運動に充てやすいかは様々でしょうが、夕方まで仕事してその後に運動の時間を割くというのが多いと思います。夕方から夜の運動がいいならその時間パターンの人は都合が良いということになります。逆に言うと言い訳がきかないとも言えます。
しかしこれらは、時間栄養学的に規則正しい時間での食事を摂っていることが大前提です。夜遅くに食べる癖がある人は夜(つまり運動に充てる時間帯)に糖の筋肉への取り込み量が大幅に落ちます。つまり、ジムなどでの運動量をしっかり活かすためには規則正しい食生活がモノを言う、ということになります。
欲を言えば、食事後一時間ほどしてからの運動の方が筋肉への糖取り込みが良くなるので理想的です。しかし、習慣付けることの重要性の方がはるかに高く、取り組みやすいタイミングでのトレーニングをここでは推奨します。
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筋トレを行うモチベーションをどこに置くか
美しいプロポーションのためとか脂肪燃焼のためと考えてしまうと、結果が出ないことが気になりやる気が失せてしまいがちです。以下の2点のような健康的な生活のためということを意識して、数字や見た目の改善は考えないようにしましょう。しかし忘れた頃に必ず変化を実感するようになります。
基礎代謝アップのため
前述のように時間を選べばさらに効果的で、筋肉自体が基礎代謝アップにつながり、それ以降の痩せやすい体を作ります。そもそも基礎代謝でのエネルギー消費が大部分をしめるので、その底上げをしてしまうのが脂肪を燃焼するのに手っ取り早いのです。
体温上げるため
糖質燃焼と免疫力アップのためにも体温を上げるべきであり、そのためには筋力を鍛えることが一番なのです。体温が上がれば、内臓脂肪を燃焼することが出来るようになります。
体温が上がることのメリットはこんなもんじゃないですが、この話はまたの機会にさせていただきます。
成長ホルモン分泌のため
筋トレのような無酸素運動をすると成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンによっても脂肪が分解されるのです。しかしこのホルモンは加齢とともに減り、そのために歳をとると痩せにくくなるのです。脂肪燃焼力が低下しないようにするために筋トレは若いうちから習慣づけておくべきということです。
最後に
運動が好きな人は続くし嫌いな人は考えたくもないのが、筋トレや有酸素運動です。しかし運動を必要としない人はいません。
自分のペースで続けやすい筋トレだけでも3日に一度、気付いた時でも良いです。ほぼ一生続けられる強度と頻度で行うのが良いです。