飽きっぽい人の誇るべき能力
日常にあふれる食品の中に中毒性のあるものや、隠れた健康リスクが含まれていることが多々ある話を紹介してきましたが、
ある一つの食品に対して
ん、これは大丈夫なのか?
といちいち心配になってはキリがありません。
全ての食べ物を不審に思って、一つ一つ調べていては時間がどれだけあっても足りませんし、それ自体が全く健康的でありません。
そこでせめて出来る事
健康リスクを分散させるために大事なのは
同じものばかり食べない
ということです。
私もハマりやすいタイプでして、随分昔ですがセブンイレブンのこしあんドーナツというのが大好きでして毎日食べていました。今思うと砂糖中毒か小麦中毒にかかっていたことは間違いないと思います。
同じものばかり食べてしまうクセがある人は要注意です。
その分その食品に潜む有害性をまるごと体に入れてしまうためです。
やはり極度の偏食や同じものばかり食べることは避けて、広く色んなものを体に入れる習慣に変えていかなければ、例えばグルテン過剰でグルテン抗体ができ自己免疫疾患に陥るという結果まで突き進んでしまいます。
やはり無理しない範囲で好き嫌いはなるべく減らした方が、リスク分散になります。
同じものを食べてると飽きる
「今日もパスタかあ、昨日もパスタだったんだよな…」
ってことあります。
同じ食べ物を毎日食べるのは普通は飽きます。
しかし一方で、同じものを食べ続けるのは健康リスクがあると先ほど申し上げました。
ここで気付くのが、
食べ物に飽きることで、本能的にリスクを減らしているのかもしれない。
ということです。
飽きることはリスク軽減?
何かビジネスをするにしても、今私がやっているようにブログをやるにしても、リスクを取ってでもそれに踏み出して継続することがビクトリーロードだと私は確かに思います。
しかし人間が飽きてやめてしまうことって、リスクを避ける本能的な反応なのかも知れない、とふと思ったのです。
今うちには3ヶ月の赤ちゃんがいますがちょっとだけ声を出して笑ってくれるようになりました。
やはり伝家の宝刀、「いないいないばあ」が一番威力がありそうです。
赤ちゃんはこれをやればやるほど笑ってくれます(うちはまだ充分に笑ってくれないですけど)。人間、飽きるっていう反応は生まれてすぐは無いのかも知れない。
話を戻しますが、同じ事の繰り返しは脳や内臓に偏った刺激を与えるはずです。それが癖になっていると人体のホメオスタシスが崩れ、さまざまな内臓疾患や精神の異常を生む…、仮説ですけど。
しかしこれは、
甘いものを摂りすぎるとか、グルテンを摂りすぎるとか、運動し過ぎるとか、パソコンの画面見過ぎるとか、
これらは物質依存のリスク、糖尿病リスク、肥満リスク、疲労骨折や関節痛などのリスク、自律神経失調のリスクなどを含んでいます。
なにも難しいことではなく、「し過ぎ」が弊害になるという、遠の昔から既知の問題です。というより当然といってもいいでしょう。
飽きっぽい人は「し過ぎリスク」に対しての抵抗値が高い。それが少しばかり強いのでしょう。それで本能的に継続を避けてしまう。
何事も継続できなくて困っている方は、もしかしたら、
継続リスクが自分にしか見えていない、何かの能力者なのかも知れませんよ。