インフルエンザ予防接種 自分でQ&A
インフルエンザ予防接種の季節です。
私は予防接種を受けるとなんとなく安心して、「これで今年は感染しない!」と楽観視してしまうタイプなのですが、世の中の声を聞くと、いろんな疑問が湧いてきます。
なので答えを自分で調べてきました。
Q1.予防接種受けたのに感染した。ていうのを毎年聞きます。
どの程度の確率でそんなことが起こるの?
A1. その年に流行るウイルスを予測してワクチンを作るので、予想通りかどうかで確率が変わります。だいたいの年は75%ぐらいは予防できていますが、例えば、2012年〜2013年は予測が外れた代表的な年で、50%ぐらいしか予防できませんでした。
Q2.えっじゃあ予想して配合してるみたいなこと?
ウイルスソムリエみたいな田崎真也的な人がいるの?
A2.世界保健機関(WHO)でワクチン推奨株検討会議での流行予測をもとに、国立感染症研究所でのインフルエンザワクチン株の検討会議でワクチン製造株の選定をします。
Q3.えっじゃあ良純みたいに予報する人がいるの?
A3.その質問要ります?
Q4.ウイルスって夏の間は何してるの?
A4.日本では小規模に人の間で感染を維持し、緯度の低い熱帯や亜熱帯では年中流行っているためそこで生体を行き来して存在しているようです。
Q5.ちょっちょっと待って熱帯では年中流行ってるのに
もっと高緯度の日本では冬だけ流行るのはなんで?
A5.インフルエンザは飛沫によって感染するのですが空気が乾燥していると飛沫は遠くに飛び、湿っていると距離が落ちます。そのために乾燥した時期に流行ると言われています。
熱帯で年中流行っている理由はよく分かっていません。調べたら室内で人が密集するからとかピンと来ないことが書いてありましたので怪しいです。
Q6.インフルエンザにかかると休めるから嬉しいっていう人いるんじゃない?
A6.インフルエンザにかかると何日か高熱が出てつらいですがそれだけではありません。インフルエンザにかかって症状が出ることで、心臓発作、脳卒中、がんなどの病気のリスクを増大させてしまいます。予防接種がそのリスクを軽減してくるということになります。心臓発作のリスクも軽減するので、心臓疾患を抱えている患者はインフルエンザワクチンを勧められるほどです。しかもインフルにかかることで肥満になるリスクも増大するようです。インフルきっかけに肥満への道まっしぐらという危険もあるということです。
ですのでインフルで3日ぐらい苦しんで5日ぐらい休めるから嬉しいとかマジ笑止。
それではインフルエンザ予防接種を受けに行きたいと思います。太りたくないので。